軽貨物ドライバーの中には、個人配送や企業配送といった仕事の種類があります。
なかでも、企業配送は、配送する場所や通るルートが決まっていて、再配達がない配送業務だと聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
この記事では企業配送の特徴や注意点について説明します。
企業配送の特徴
企業配送の特徴について説明します。
企業配送の仕事内容
企業配送の主な仕事内容は、企業にコピー用紙といった事務用品や企業宛の荷物を運ぶことです。
個人宅配と違って、企業配送は1日に配送するルートが決まっているので、同じルートで配送をおこなうのがほとんどです。
初心者のドライバーは企業配送から始めることで、仕事をスムーズに覚えることができるでしょう。
再配達が少ない
個人宅へ荷物を配達する場合は、住人の方が用事などで不在にしていることがあります。
そうなると、再配達をしなければいけなく、ドライバーの負担になります。
しかし、企業配送の場合、企業やお店などへの配達なので、不在で再配達というのは基本的にありません。
軽貨物ドライバーの悩みの種でもある再配達が少ないのは、大きなメリットです。
男女関わらず平日の日中に仕事ができる
企業配送では相手が企業なので、朝の出勤は積み込みやコース策定などで少し早いですが、配達時間は基本的に8~17時の間で仕事をすることができます。
残業もほぼありません。
企業配送は同じ企業やお店への配達が多く、女性やシニアのドライバーも働くことができます。
家庭やお子様の行事との両立がしやすいことも特徴です。
時間外で自分の趣味やスキルアップに投資できるので、プライベートも充実するでしょう。
企業配送の給料相場
軽貨物配送ドライバーの収入は月給制や時給制ではなく、案件毎の単価が報酬となります。
1回の配送で〇〇円と決められていたり、1個の荷物につき〇〇円と設定されていたりと、業者や企業によって報酬が異なるのが特徴です。
しかしながら、企業配送では1日の保証金額が設定されていることが多いので、出来高制に不安のある方でも安心して働けます。
一般的な売り上げ相場は1日15,000〜18,000円、売り上げにすると月平均で22日働いた場合、330,000円から396,000円ほどが平均月収になります。
年収で考えると、400~480万円程度が相場です。
ただし、これは経費などを引いていない金額なので、実際の手取り額はもうすこし少なくなりますので、注意しましょう。
企業配送で注意するポイント
企業配送で注意するポイントをいくつかまとめました。
荷物によってはきつい力仕事となることもある
企業配送の場合、個人宅への配送ではあまり見られないような大量の荷物を配送する場合もあります。
なかでもコピー用紙の配送は、大きさにもよりますが、1万枚あたり、20kgから60kgにも及ぶ重さの荷物を配送しなければならないことが知られています。
企業配送の仕事は、配送先の企業が決まっているので、大量のコピー用紙の配送が必要となる企業に当たった場合は、定期的に配送することも覚悟しなければなりません。
また、大きな企業では車から配送場所まで距離がある場合があるので、大変だといえるでしょう。
企業の事情が配達にも影響することもある
企業には細分化された部署があります。
荷物を運ぶ部署や場所と、伝票のサインをもらう部署が異なるというパターンもあります。
相手の企業の事情で、たらい回しになるのはイライラするかもしれませんが、さまざまな部署を回らなければならないケースもあるので、覚悟しておきましょう。
たくさん稼ぎたい人には企業配送は向いてないかも
企業配送のメリットとして、安定した収入を得られることがあります。
ですが、成果報酬ではなく固定報酬であるため、企業配送だけでたくさん稼ぐというのは現実的ではありません。
軽貨物ドライバーで稼いでいる人は、個人配送と企業配送を組み合わせて働いている人もいます。
もしも企業配を始めた後に、時間に余裕ができて、空いた時間に働きたくなったら、宅配の仕事に変えるか、別で単発の仕事を探すという手もあります。
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今回は軽貨物ドライバーの企業配送の仕事について特徴や注意点について説明しました。
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