これから軽貨物ドライバーの仕事をしようと考えてる方へ。今回は実際に軽貨物ドライバーがどのような種類のものを配達するのか、話していきます。
軽貨物といっても軽いものだけではなく、それなりに重量のあるものもあります。
最低限、1人でも運べるものと考えておきましょう。
それでは配達の種類や働き方について説明していきます。
軽貨物配送とは?
軽貨物配送の仕事は個人事業主の方が多く、働いた分だけ給料が受け取れます。
軽貨物の言葉からもわかるように比較的軽い荷物を軽自動車に乗って配達をします。軽自動車ならなんでもいいわけではなく、荷物をのせることを前提とした軽バンを使います。
比較的小さくて軽いものが多いので、男性だけではなく女性やシニア世代の方も活躍されています。
軽貨物配送の仕事の種類
個人宅配
基本的には大手配送業者の下請けとなる運送業務です。
個人または法人のお客様に荷物をお届けする業務となります。比較的に配達するエリアは狭いことからガソリン代の経費がかからない部分がメリットです。
しかし、知らない地域など最初は道を覚えることに苦労したり、四季のイベントの影響を受けるため、お中元やお歳暮、クリスマス時期は他の月に比べて忙しくなります。
そのため一部の業者の方は繁忙期のみのドライバーを募集する場合もあります。
お給料に関しては、業者の方にもよりますが個建制や時給性、月給制などがあります。
特に個建制にのドライバーの方は配達の量によって売り上げが変わるので、どうしたら効率よく配達ができるかなど考えなければなりません。
また多忙時期はいいでが、閑散期に入った場合は荷物の個数が減ってしまうので売り上げがあがらなくなってしまいます。
ただ慣れて道を覚えてしまえば、効率よく配達することができるのでドライバーの方によっては短時間で稼ぐことが可能です。
ネットスーパー
ネットスーパーの一番のいいところは不在の少なさです。
不在の場合は店舗に持ち帰る、または保冷カバーやセキュリティベルトをかけた状態で商品を置いておく対応もできます。
ネットスーパーは利便性が高いことから、お客様にとっては使いやすいものですが、ドライバーがおこなう作業が多様化しています。
ひとつとしてドライバーが使う端末があり、スマートフォンで操作ができるが、お客様に配達の状況をお知らせする機能があります。
どのようなことが通知されるかというと、店舗出発・到着予定・配達完了、そして次の到着予定を繰り返しおこなっていきます。
このように通知することにより、ドライバーの方の状況をお客様も店舗側も状況を把握することができるので、クレーム処理の対応速度も上がります。
作業としては難しくはありませんが、配達の途中に連絡をしなければいけないのでその業務にストレスと感じてしまうドライバーの方もいます。
またネットスーパーの配達で一番大変なことは、運ぶ荷物が重いことです。
特に夏はペットボトルの飲料水を注文される方が増えるため、特に大変な季節になります。
それ以外だと、お米や調味料など季節問わず注文が入ります。
配達する建物にもよりますが、エレベーターのない団地だと上の階の場合何度も往復しなければいけないため体力がいります。
なので体力に自信があり、配達の確認連絡をするのが苦でない方であれば給料も安定している仕事になります。
引っ越し
引っ越しの場合は軽自動車を使用するため、運ぶ荷物は小さいものが多いので基本1人暮らしの方が対象となります。
作業内容は、お客様の荷物の梱包や運搬・荷下ろしなどで、会社によっては家具の場所の変更や掃除をおこなう場合もあります。
仕事量は、荷物の量が少ないので1日に何件も依頼をこなすことも可能です。
注意点としては引っ越しなので家具・家電を運ぶので慣れていないと手間取る場合もあります。また軽貨物車のスペースをうまく活用して荷物を積むことも必要です。
そしてサービスについて比較をされてしまうと不利になってしまうので、一つ一つの仕事を丁寧にこなすことが大事になります。
なのでコツコツ実績を積んでいく必要があります。シーズンによって繁忙期・閑散期があるので収入面で計画性も求められます。
企業配送
企業配送でのいいところは月曜日~金曜日の基本的に週5勤務になります。
配送をおこなう企業に合わせているため土・日・祝日が休みです。
なので不在も少なく気持ち的にも安定して業務をすることができます。
配達時間も企業の始業に合わせるので9時~18時頃までになるので、拘束時間もそこまで長くはありません。
収入に関しては企業配送の場合1日保証金額で設定しているところが多いため、出勤に日数によって収入が決まります。
働けば働いただけ稼げるイメージの軽貨物配送ですが、企業配送の場合は平均的に月収で稼働日・稼働時間もそれほどハードではないので安定して稼ぎたいという方におすすめです。
運ぶ荷物は文房具が多いですが、中でも重いものはコピー用紙です。
需要の多いA5のコピー用紙は1箱で約20㎏あります。
ですので積み下ろしやエレベーターのないビルの場合は配達がハードです。
大体は1箱ではなく5〜6箱を台車で運ぶことも珍しくはありません。
企業配送は時間に縛られることはありませんが、企業からのクレームに配慮した配送を求められます。
また企業に出入りをするため、見た目も気を使って服装や髪型、爪、男性であればひげに注意が必要です。
作業としては週休2日で、安定して稼げるため最初に取り組む方が多い仕事になります。
軽貨物ドライバーとして働くコツ
軽貨物ドライバーとして、社会人として最初に大事なことが挨拶と身だしなみです。
笑顔で元気よく、お客様の目を見て挨拶をして、服装も清潔感のあるものを心掛けましょう。
また1人や少人数の仕事ではありますが、お客様や契約先の会社の担当者など人間関係があっての仕事になります。最低限のマナーや信頼関係が大事です。
そして効率よく仕事ができるように、道をしっかり覚えましょう。
意識することで仕事のスピードややりがいに繋がります。
まとめ
今回は軽貨物配送会社からの目線で軽貨物配送の働き方について詳しく解説しました。
軽貨物配送は昨今とても需要が伸びてきてさまざまな仕事が増えてきています。
その中で自分に合った働き方を事前にしっかり確認し、知っておくことで働き始めてからうまく稼ぐことができ、働く前のイメージの差異が少なくて済みます。
どんな仕事でも最低限の社会人としてのマナーを気をつけ、日々の作業の中でどれだけ効率を上げていくことができるか考えながら働く人がうまく稼ぐことができます。
軽貨物配送にもそれは同じように言えます。
まずはやる気があり、この仕事で稼いで行きたいと前向きに考える気持ちが大切だと言えるでしょう。
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